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  • 2009.09.09 Wednesday
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新八誕生日おめでとー!

間に、あっ、たーーーー!!
と、言う訳で、続きを読むから新八誕生日小話です。
メインは志村姉弟。要素として万事屋家族。
短いです。




「もしもしっ!志村ですが」
「新ちゃん?私よ。ごめんね、寝てたかしら」
 夜中の十二時ちょうどにかかってきた電話は姉上からだった。職場であるキャバクラからかけてきたのだろう、小さく女性の笑い声や一気コールが聞こえる。あまり無いことだが、しかし姉上のいつもと変わらない声からして、何か緊急事態ではないらしい。それならばひょっとして、と少しだけ期待を込めて用件を聞いた。

「あのね、誕生日おめでとう」

 本当に期待通りだった。
「……覚えててくれてたんですね」
「やだ私が新ちゃんの誕生日を忘れるわけないじゃない」
 姉上が電話の向こうで笑う。
「それよりなにか食べたい物ないかしら?」
 その言葉に一瞬戦慄したが、それは「頼まれてるのよ、買い物を」と続いた。どうやら姉上が作るのではないらしい。

……ん?頼まれてる?

「頼まれてるって誰にですか?」
「もちろん銀さんと神楽ちゃん……あ、ひょっとして言っちゃいけなかったのかしら」
途中から姉上の声が少し慌てたものに変わる。……そういえば最近こっちを見てニヤニヤしたりして、神楽ちゃんの様子が変だったかもしれない。銀さんは全くもっていつも通りだったけれど。
ひょっとして、僕のために?
嬉しくて心臓がドキドキしてくる。
「私から聞いてるって気付かれないようにしてね」との言葉に大きくうなずいた後、電話だと通じないことに気づいて「はい」と答えた。



結局、並んだ料理の大半を神楽ちゃんが食べたり、銀さんがケーキにしか興味のない素振りだったり、キャバクラを休んだ姉上を訪ねて来た近藤さんを始め何故かいろんな人が乱入してきたり、そして後片付けは僕の仕事だったり、とあまり祝われている雰囲気の感じられない誕生会だった。
でも、父上が死んで以来久々の賑やかな誕生日は、僕だけじゃない、皆が笑った日になった。

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  • 2009.09.09 Wednesday
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